常翔学園 7大会ぶり決勝進出ならず「個人で勝負出来なかった」

2020年01月05日 14:54

ラグビー

常翔学園 7大会ぶり決勝進出ならず「個人で勝負出来なかった」
<常翔学園・御所実> 後半、御所実の堅い守りに突破を阻まれる常翔学園・吉本(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【第99回全国高校ラグビー 準決勝   常翔学園7―26御所実 ( 2020年1月5日    花園ラグビー場 )】 7大会ぶりの決勝進出は果たせなかった。前半、風下を選択して後半勝負で臨んだが、3トライを許し、流れをつかむことができなかった。
 野上友一監督(61)は「思わぬミスもあった。御所実は個々が強い上に、チームとしても機能していたが、こちらは個人で勝負出来なかった」と試合を振り返った。92回大会では決勝で御所実を下し優勝を決めたが、その再現はならなかった。

 「それでも4強と8強では違う。選手はよく頑張った。この経験はこれからの底上げに繋がる。私にとっては楽しい大会でした」

 選手を称えた野上監督。後半15分に今大会で御所実から初トライを挙げたフランカー原は「みんなで繋いでくれたチャンスで、絶対に取ってやると思っていた」と一丸で奪ったトライの中身を強調。1年生SO仲間ら後輩がリベンジしてくれると信じていた。
 

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