丸山VS一二三…柔道男子66キロ級代表争いは12月GS東京で決着へ

2020年07月03日 05:30

柔道

丸山VS一二三…柔道男子66キロ級代表争いは12月GS東京で決着へ
柔道男子66キロ級五輪代表を争う阿部一二三(左)と丸山城志郎 Photo By スポニチ
 全日本柔道連盟は2日、1年延期となった東京五輪で唯一代表が決まっていない男子66キロ級について、12月11~13日に開催予定の国際大会、グランドスラム(GS)東京大会を最終選考会とする方針を固めた。月末の常務理事会、その後の理事会を経て最終決定する。
 19年世界選手権優勝の丸山城志郎(ミキハウス)と17、18年優勝の阿部一二三(パーク24)が激しく争う同級は、4月の全日本選抜体重別選手権が最終選考会となっていたが、新型コロナウイルスの影響で延期に。選考方式や時期を再考し、この日の感染症対策委員会で方針を固めた。GS東京大会を最終選考会とする理由について、中里壮也専務理事は「選手に十分、準備期間を与えようということ」と説明した。

 同委員会では講道館杯(10月31日、11月1日)を通常の半数程度の出場者数に抑え、選抜体重別も兼ねて当初の日程通りに開催する方針を確認。また、ともに4月から延期となっていた全日本女子選手権を12月26日、全日本選手権を同27日に開催する方針も固めた。

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