橋本聖子五輪相、延期で引退決断の選手へ「自分自身のレガシーとして価値あるものに」

2020年07月03日 11:40

五輪

橋本聖子五輪相、延期で引退決断の選手へ「自分自身のレガシーとして価値あるものに」
橋本聖子五輪相 Photo By スポニチ
 橋本聖子五輪相が3日、閣議後会見を行った。
 新型コロナウイルスの東京の感染者が、前日(2日)に100人を超える107人に。世界でも感染者数が1000万人を超えており、来夏に延期となった東京五輪・パラリンピックに向けても気がかりな状況が続く中、「国内外の感染状況は引き続き注視していきたい」とし、練習を本格再開しているアスリートに対して「しっかり感染症対策をした上で士気を高めていってもらいたい」と話した。

 大会の開催可否の判断時期については「それぞれの国際連盟がいつ、どの段階で選考会を開催していくか。今の段階でいつが(五輪開催可否の)判断基準になるかというのは時期尚早ではないかと思う」と話すにとどめた。

 夢舞台の1年延期により、バレーボール女子の新鍋理沙さんら現役引退を決断したアスリートもいる。橋本五輪相は「東京大会を最後に頑張ろうと思っている中で、1年が大変な長い1年になるという状況に置かれている選手もいる」とした上で、「1年延期となって巡ってきた運命、それを自分自身の次のレガシーとして、価値あるものにしていただけたら。決断が次の人生に良かったと思える経験にしてもらうことを願うばかり」と話していた。

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