西村優菜の父・武彦さん 宮里藍さんからのボールで「本気でやる気持ちに火が付いた」

2020年11月02日 05:30

ゴルフ

西村優菜の父・武彦さん 宮里藍さんからのボールで「本気でやる気持ちに火が付いた」
2番、ティーショットを放つ西村(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【女子ゴルフツアー 樋口久子・三菱電機レディース最終日 ( 2020年11月1日    埼玉・武蔵丘GC=6585ヤード、パー72 )】 首位に6打差の3位から出たプロ1年目の西村優菜(20=フリー)が8バーディー、1ボギーの65をマークし、通算11アンダーで初優勝した。2000年度生まれの「ミレニアム世代」からは古江彩佳に次いで2人目のツアー制覇。
 【西村の父・武彦さん(52)に聞く 大阪・堺市の自宅で】
 ――ツアー初優勝おめでとうございます。
 「ありがとうございます。もう言葉にならないです」

 ――第一報は。
 「中島(敏雅)コーチのところに出掛けた帰りの車の中で。コーチから連絡をいただいて。涙腺が緩んでちょっと涙が出ました」

 ――どんなことが思い浮かびましたか。
 「小学校低学年の頃から続けて決めるまで寝られない100球パターとかをやらしてましたからね。白目をむいて泣きながらやってました。そのシーンが思い浮かびました」

 ――プロ1年目での優勝です。
 「小さい頃から目標を立てながらやってきました。アマチュア時代の全国制覇、ナショナルチーム入り、プロテスト一発合格、今回のルーキーでの優勝もそう。本人の努力と頑張りで何とかクリアしてきました。」

 ――宮里藍さんにボールをもらってから変わったと聞きました。
 「はい。小さい頃、(09年の)サントリー・レディースで。あの時、ゴルフを本気でやるという気持ちに火が付いたと思います。宮里さんの存在は大きい。本人も宮里さんのようなギャラリーの方に喜んでいただけるプレーを目指しています」

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