岩田寛「自分でも驚き」12年ぶり最終日単独首位 5年ぶり3勝目なるか

2020年12月06日 05:30

ゴルフ

岩田寛「自分でも驚き」12年ぶり最終日単独首位 5年ぶり3勝目なるか
12番、ティーショットを放つ岩田寛(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【男子ゴルフツアー 日本シリーズJTカップ第3日 ( 2020年12月5日    東京都 東京よみうりCC=7023ヤード、パー70 )】 気温6度と冷え込んだ上に、しとしとと降り続く小雨が追い打ちをかける。上位から出た選手が軒並みスコアを落とす中、39歳・岩田寛(39=フリー)がイーブンパーと「我慢」のゴルフでリーダーボードのトップに躍り出た。単独首位で最終日を迎えるのは「記憶にないです」とつぶやく。それもそのはず。08年のつるやオープン以来、実に12年ぶりだ。
 1打差の2位から追いかけるも、前半2オーバー。「ずっと球が飛ばなくて、ずっと我慢だった」。12番で5メートルのチャンスをつくると、これを沈める。パー5の17番でもきっちりバーディーを奪った。インのボギーなしは2人だけ。後続の小斉平が18番をボギーとし、終わってみれば単独首位。「自分でも驚き」と率直に言った。

 最後の優勝は15年7月。米ツアー挑戦後、再び日本に主戦場を戻した未勝利の5年間を「アメリカに行ってボロボロになって帰ってきた。そこから練習してもうまくいかない日々が続いていた」と振り返る。最終日を前にした感情は「今は不安しかない」。5年ぶりのツアー3勝目が、何よりの自信になる。

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