5位決定戦は立命大に軍配 4年がトライラッシュ 「先制されても我慢できた」

2020年12月06日 18:31

ラグビー

5位決定戦は立命大に軍配 4年がトライラッシュ 「先制されても我慢できた」
<摂南大・立命大>後半29分、タックルを受けながらも左中間に跳び込み、この日4つ目のトライを決める立命大・田中(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【ムロオ関西大学ラグビーAリーグ5位決定戦   立命大55―33摂南大 ( 2020年12月6日    京都市・宝が池球技場 )】 立命大は4年生が大暴れした。0―14の前半、ゴール前に押し寄せた後、CTB山口魁生が2本続けてフィニッシュを飾った。12―14と流れを引き戻した。ロック田中雄太郎はモールの門番と化し、4トライ。コロナ禍の困難なシーズンをまとめた主将の庄司拓馬が攻守で体を張り続け、摂南大との5位決定戦の優秀選手に選ばれた。
 「前半は、摂南大が強いアタックとディフェンスをしてくることは分かっていた。我慢しようと思っていた。先制をされた後に我慢できた。結果として勝てたことがよかった」

 主将の庄司はいつものハキハキとした口調で充実感を浮かべた。前半の間に3トライとやり返したことがポイントだったもよう。後半は、接点の強さと得意のセットプレーで圧倒し、6トライを挙げて相手を打ちのめした。中林正一監督は(41)は「何年か後でも“いいチームだった”と思える代。結果が出なかったのは僕の責任」と、この日8人が先発した4年生を、メンバー外を含めて称えた。

 怪物CTB木田晴斗は再三の突破でチームを勢い付かせ、WTB藤井健太郎は快足を飛ばして好タックルを浴びせ、攻撃にもアクセントを付けた。トップリーグが注目する2人は3年生。来年、今季の5位から巻き返す。

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