男子グレコ77キロ級、屋比久が連覇 五輪へ「取りこぼしのないように」

2020年12月19日 05:30

レスリング

男子グレコ77キロ級、屋比久が連覇 五輪へ「取りこぼしのないように」
男子グレコローマンスタイル77キロ級決勝で小路直(右)を攻める屋比久 Photo By 代表撮影
 レスリング全日本選手権第2日が東京・駒沢体育館で行われ、男子グレコローマンスタイル77キロ級決勝は来年3月の五輪アジア予選(中国・西安)代表の屋比久(やびく)翔平(ALSOK)が小路直頌(自衛隊)を2―1で下して連覇した。同130キロ級代表の園田新(ALSOK)は7連覇を飾り、男子フリースタイル97キロ級代表の赤熊猶弥(自衛隊)は3連覇した。今大会は感染症対策として各階級8人までに絞って開催される。
 旧階級を合わせて5度目の優勝を飾った屋比久は、1年ぶりの試合に「自分の動きを確かめられたことは収穫」と振り返った。コロナの影響で練習ができない期間はモチベーションの維持に苦しんだというが、今は「技術的な部分をもう一度考え直すことができた」とプラスに捉えている。元全日本王者でレスリング指導者の父・保さんが達成できなかった五輪出場に向け、「五輪に出たいと思ったきっかけの親父の存在は心の中にあるので、取りこぼしのないようにしたい」と誓った。

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