園田&嘉村組 格下を圧倒27分!9カ月ぶり実戦もストレート発進

2020年12月23日 05:30

バドミントン

園田&嘉村組 格下を圧倒27分!9カ月ぶり実戦もストレート発進
全日本総合バドミントン選手権の男子ダブルスの1回戦を勝利した園田(手前)、嘉村組 Photo By 代表撮影
 【バドミントン 全日本総合選手権第1日 ( 2020年12月22日    東京・町田市立総合体育館 )】 男女ダブルス1回戦が行われ、男子で2大会ぶり4度目の優勝を狙う世界ランキング4位の園田啓悟(30)、嘉村健士(30)組(トナミ運輸)が目崎駿太郎、西田陽耶組(埼玉栄高)を2―0のストレートで圧倒。約9カ月ぶりの公式戦でも隙を見せず好発進した。女子では東京五輪出場を確実にしている永原和可那(24)、松本麻佑(25)組(北都銀行)、福島由紀(27)、広田彩花(26)組(丸杉Bluvic)の両ペアも勝ち上がった。
 最後は、園田がショットをねじ込んだ。2人の持ち味の低空ラリーで格下を圧倒し、27分で終了。3月の全英オープン以来9カ月ぶりの実戦を終え、嘉村は「収穫はコートに立てた。ただそれだけ」と静かに語った。

 嘉村は全英オープン帰国後の自主隔離中に体調を崩した。「そんなに家にいることがなくて息苦しくなった。コロナじゃないかとも思った」。緊急事態宣言下はSNSで自炊の様子を紹介していたが、実は心身のストレスで通院。2カ月ほど競技から離れていた。苦しみを乗り越え、勝負の舞台に戻ってきた。

 まだ東京五輪の出場を確実にしていない。来年3月の選考レース再開も決まり、嘉村は「足をすくわれないように」と気合を入れ直した。

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