NBAが開幕 ネッツのデュラントが復帰戦で22得点 ナッシュ新監督は初陣で白星

2020年12月23日 11:00

バスケット

NBAが開幕 ネッツのデュラントが復帰戦で22得点 ナッシュ新監督は初陣で白星
ウォリアーズの新人ワイズマンをかわしてシュートを放つネッツのデュラント(AP) Photo By AP
 NBAの2020年シーズンが22日、通常の日程よりも2カ月遅れで開幕。リーグ全体のオープニング・カードとなったのはニューヨーク州ブルックリンでのネッツ対ウォリアーズ戦で、今季の優勝候補の一角に挙げられている地元のネッツが125―99(前半63―45)で圧勝し、サンズ時代に選手として2度のシーズンMVPに輝いているスティーブ・ナッシュ新監督(46)は指揮官としての初陣を白星で飾った。
 開幕戦ではウォリアーズ時代に2度ファイナル制覇に貢献したケビン・デュラント(32)が、右アキレス腱を断裂した2019年6月10日のファイナル第5戦(対ラプターズ)以来、公式戦では561日ぶりに出場。昨季は故障で全休したが、今季はプレシーズンから順調な仕上がりを見せており、古巣が相手となった開幕戦では25分の出場で、フィールドゴール(FG)を16本中7本(うち3点シュートは2本中1本)、フリースローを7本すべて成功させて22得点と5リバウンド、3アシスト、3スティール、1ブロックショットをマークした。

 ガードのカイリー・アービング(28)も25分のプレータイムでチーム最多の26得点(3点シュート成功は7本中4本)と4アシストを記録。ネッツは控え選手の層も厚く、第3Q終了時点で28点差をつけて快勝した。

 シューターのクレイ・トンプソン(30)がアキレス腱の断裂で2季連続の全休となったウォリアーズでは、ドラフト全体2番目に指名した新人センターのジェームズ・ワイズマン(19=213センチ)が、プレシーズンゲーム未経験ながらいきなり先発。NBAデビュー戦では24分の出場で19得点と6リバウンドをマークし、第4Qの7分58秒には正面から3点シュートも成功させた。ステフィン・カリー(32)は30分の出場で20得点と10アシストを記録。しかし通算成功率が43・5%の3点シュートは10本放って2本しか決まらなかった。

 なお開幕日当日の米国籍以外の選手は41カ国、計107人でカナダが17人で7年連続の最多。フランスが9人、オーストラリアが8人、セルビアとドイツが6人で続いている。八村塁(22)が所属するウィザーズは総勢7人(ラトビア&ドイツ各2人、日本、イスラエル、ブラジル各1人)でチーム別では最多の登録数となった。

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