王者レイカーズは開幕戦で黒星 ファイナル優勝から72日目のシーズンイン

2020年12月23日 14:26

バスケット

王者レイカーズは開幕戦で黒星 ファイナル優勝から72日目のシーズンイン
3点シュートを放つレイカーズのジェームズ(AP) Photo By AP
 昨季のNBAファイナルで10季ぶり通算17回目の優勝を飾ったレイカーズが22日、同じロサンゼルスのステイプルズセンターを本拠にしているクリッパーズとの開幕戦に臨んだが、一度もリードを奪えないままに109―116(前半54―56)で敗れた。
 ファイナル制覇からわずか72日目で迎えた新たなシーズン。レイカーズはセンターのマーク・ガソル(35=前ラプターズ)とガードのデニス・シュルーダー(27=前サンダー)を先発メンバーに加え、対戦相手となったクリッパーズで昨季「シックスマン賞」に輝いたフォワード、モントレズ・ハレル(26)らを獲得したが、昨季(102―112)同様に開幕戦でクリッパーズに敗れた。

 ファイナルでMVPとなったレブロン・ジェームズ(35)は28分出場して22得点、5リバウンド、5アシスト。5年、1億8990万3600ドル(約196億円)で契約を延長したアンソニー・デービス(27)は31分で18得点と7リバウンドを稼いだ。シュルーダーは28分で14得点、12リバウンド、8アシスト、ハレルも17得点と10リバウンドでダブルダブルを達成。レイカーズは第1Q終盤で最大22点差をつけられながら、第3Qに入って同点1回、1点差4回としたが、勝ち越すまでには至らなかった。

 一度もリードを許さない「Wire-to-Wire」で勝利を収めたクリッパーズでは4年、1億9000万ドル(約196億円)で契約を延長したポール・ジョージ(30)が5本の3点シュート(試投8本)などで両軍最多の33得点をマーク。カワイ・レナード(29)も26得点を稼ぎ、ガソル同様に昨季ラプターズに在籍していたフォワードのサージ・イバカ(31)は15得点を記録した。

 クリッパーズは昨季プレーオフの西地区準決勝でナゲッツに対して3勝1敗としながら3連敗を喫して敗退。7季指揮を執ったドック・リバース監督(58=現76ers監督)がチームを去り、アシスタントコーチだったティロン・ルー氏(43)が新監督となったが、その初陣を白星で飾った。

 <22日の結果>

*ネッツ(1勝)125―99ウォリアーズ(1敗)
クリッパーズ(1勝)116―109*レイカーズ(1敗)

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