ラプターズが連敗を3で阻止 渡辺は11得点と自己最多3ブロック 3P3本も初めて

2021年02月01日 12:29

バスケット

ラプターズが連敗を3で阻止 渡辺は11得点と自己最多3ブロック 3P3本も初めて
第4Qにハンドリングをミスしたラプターズの渡辺(AP) Photo By AP
 ラプターズの渡辺雄太(26)は1月31日に準本拠地となっているタンパ(フロリダ州)で行われたマジック戦に途中出場。今季14戦目では19分出場し、1試合で始めて3本の3点シュートを決めて11得点を稼いだだけでなく、自己最多となる3ブロックショットも記録した。ラプターズは115―102(前半58―44)で勝利を収め、連敗を3で阻止して8勝12敗。パスカル・シアカム(26)がチーム最多の30得点を稼ぎ、渡辺はフィールドゴール(FG)を4本中3本(うち3点シュートは3本中3本)、フリースローを2本ともに成功させ、リバウンドとスティールも1つずつマークした。
 渡辺は22―13で迎えた第1Qの残り2分18秒にコートに登場。その1分13秒後、ベンブリーのアシストを受けて右のコーナーから3点シュートを沈めた。これでここ5試合連続で3点シュートを成功。第2Qの開始17秒には、今季平均15・2得点を挙げているマジックの“シックスマン”、テレンス・ロス(29)が右のベースライン際から試みたプルアップからのジャンプシュートを背後からブロックした。

 さらに勝負どころの第4Q開始17秒には、ドラフト全体15番目に指名されたマジックの新人ガード、コール・アンソニーが試みた正面からのドライブインによるレイアップを再びブロック。2分58秒にはリーグを代表するセンターの1人でもあるニコラ・ブーチェビッチ(30)がペイント内で放った右手のフローター気味のシュートもドンピシャのタイミングで阻止した。

 このクオーターの3分36秒には正面やや右から、そして残り1分38秒にも左のコーナーからも3点シュートを決め、1試合3ブロックショットと3本の3点シュート成功はいずれも自身初めて。敗れたマジックは4連敗で8勝13敗となった。

 渡辺の2ケタ得点は29日のキングス戦(12)に続いて2試合連続。3点シュートの成功率はグリズリーズ時代の2シーズンが20・8%(24本中5本)だったのに対して、今季は48・0%(25本中12本)に達している。またブロックショット本数は14試合で11本。1試合平均0・79本はチーム2位となった。なおこのカードは2日に場所をマジックの地元オーランド(フロリダ州)に代えてもう一度行われる。

 <渡辺の全オフェンス>
 ▼第1Q(出場2分18秒=3得点)
(1)10分55秒・右コーナーから3点シュート=〇(アシスト・ベンブリー)
 ▼第2Q(出場4分17秒・無得点)
(2)23秒・速攻からレイアップもランニングステップの際にクラークにボールをはじかれる=×
 ▼第3Q(出場3分6秒=2得点)
*11分14秒・フリースロー2本=〇〇
 ▼第4Q(出場8分58秒=6得点)
(3)3分36秒・正面やや右から3点シュート=〇(アシスト・ラウリー)
(4)10分22秒・左コーナーから3点シュート=〇(アシスト・ワトソン)

この記事のフォト

おすすめテーマ

2021年02月01日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム