スラムダンク王はTブレイザーズのサイモンズ 3Pコンテストではカリーが優勝

2021年03月08日 12:07

バスケット

スラムダンク王はTブレイザーズのサイモンズ 3Pコンテストではカリーが優勝
リングにキスを試みたトレイルブレイザーズのサイモンズ(AP) Photo By AP
 NBAオールスターゲーム(ジョージア州アトランタ)の恒例イベントが試合当日となった7日に実施され、ハーフタイムに行われた若手3人によるスラムダンクコンテストでは、トレイルブレイザーズのガード、アンファーニー・サイモンズ(21=191センチ)と、ニックスの新人フォワード、オビ・トッピン(23=206センチ)が決勝に進出。高さ3メートル5センチの位置にあるリングに果敢に?キスを試みたサイモンズが5人の審査員のうち3人の支持を得て今季の“スラムダンク王”となった。
 2018年のドラフトで全体24番目に指名されているサイモンズはドラフト前の身体能力測定会(コンバイン)の垂直跳びで105センチを記録。1回戦の最初の試技ではバックボードの350センチの位置に吸盤フックを使ってボールをセットしたあと、助走からジャンプしてつかんで45センチ下のリングに入れ込むという“摩天楼ダンク”も披露した。

 6人が参加した3点シュート・コンテストでは2015年にこのイベントを制しているステフィン・カリー(32)が1回戦で31点(満点は40点)、3人による決勝では28点を挙げて6年ぶり2度目の優勝。パス、ドリブル、シュートなどの技術を争うスキルズ・チャレンジ(出場6人)ではウィザーズの八村塁(23)と同じゴンザガ大出身でペイサーズに所属しているフォワードのドマンタス・サボニス(24)が、決勝でマジックのセンター、ニコラ・ブーチェビッチ(30)を退けて優勝した。

 これらの3つのイベントは本来、オールスター・ウィークエンドとして試合前日に開催されていたものだが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で今年は試合当日にすべて実施。1年目と2年目の選手が出場するライジング・スターズは八村ら20人のメンバーは選出していたものの、試合は行われなかった。

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