陵侑不調響き団体4位 世界選手権表彰台逃す「エースの仕事できなかった」

2021年03月08日 05:30

ジャンプ

陵侑不調響き団体4位 世界選手権表彰台逃す「エースの仕事できなかった」
ジャンプ男子団体で4位だった日本の小林陵侑 Photo By 共同
 ノルディックスキー世界選手権第10日はジャンプ男子団体(ヒルサイズ=HS137メートル)がドイツ・オーベルストドルフで6日行われ、佐藤幸椰(雪印メグミルク)中村直幹(東海大札幌ク)佐藤慧一(雪印メグミルク)小林陵侑(土屋ホーム)で組んだ日本は合計1017・5点で4位だった。日本は1番手の佐藤幸が141メートル、137メートルと大飛躍を重ねて奮闘したが、前回大会の銅メダルに続く表彰台は逃した。ドイツが1046・6点で2連覇した。
 ジャンプ男子団体の日本は一丸になって強豪に食らいついた。最後の飛躍を残して3位と6・8点差。しかし逆転を狙った小林陵はヒルサイズのはるか手前に着地し「エースとしての仕事はできなかった」と悔しがった。結果的に3位との差は13・7点、飛距離換算で7・5メートル余り。4人がそれぞれ1メートルずつ伸ばせば、届いた。

 表彰台に立った3チームとの地力の差を痛感し、佐藤幸は「陵侑におんぶに抱っこできている。それ以外のメンバーの底上げがもっと進まないと」と話した。
 

この記事のフォト

おすすめテーマ

2021年03月08日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム