スタジオアリス女子OP 午後2時スタートに 中継スタッフがコロナ陽性 濃厚接触者はなし

2021年04月09日 12:17

ゴルフ

スタジオアリス女子OP 午後2時スタートに 中継スタッフがコロナ陽性 濃厚接触者はなし
<富士フイルムスタジオアリス・第1日>テレビ中継スタッフにPCR陽性が判明し、スタートが見送られる(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 日本女子プロゴルフツアーの富士フイルム・スタジオアリス女子オープン(賞金総額1億円、優勝賞金1800万円)は9日午前7時30分から兵庫県三木市の花屋敷GCよかわC(6390ヤード、パー72)で第1ラウンドをスタートさせる予定だったが、テレビ中継スタッフの一人が新型コロナウイルスに感染していることが判明したため午後2時にスタート時間を変更した。当初の予定通り54ホールでの競技成立を目指す。
 7日に試合会場で業務に従事したテレビ中継スタッフがその夜になって38度の高熱を発し、翌8日の朝になっても熱が下がらなかったためにPCR検査を実施。8日の深夜に検査結果が陽性であることが判明し、大会初日9日の早朝に大会本部に報告があった。このテレビ中継スタッフは選手と接触する可能性の低い屋外作業の担当者だったため事前のPCR検査は受けていなかった。
 日本女子プロゴルフ協会などゴルフ関連5団体が定める「日本国内プロゴルフトーナメントにおける新型コロナウイルス感染症対策に関するガイドライン」ではPCR検査を義務づけてはいない。PCR検査の実施の有無やその実施範囲は各大会の主催者の判断に委ねられている。

 大会側はすぐに保健所に今回の事案について報告。午前11時過ぎに保健所から濃厚接触者はいないとの判定を受け、大会本部は6時間半遅れの午後2時スタートを決めた。現在、コース内の消毒作業などを進めている。

 出場選手には午前7時20分に今回の事案がメール等で報告された。一部の選手は既に試合会場に到着。そのままクラブハウスで待機している選手もいたが、多くは宿泊先もしくは自宅でインフォメーションを待った。

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