クボタFB金秀隆「得意」のランニングプレー見せる 2位通過懸け11日トヨタ自動車戦

2021年04月09日 22:45

ラグビー

クボタFB金秀隆「得意」のランニングプレー見せる 2位通過懸け11日トヨタ自動車戦
11日のトヨタ自動車戦に向けてオンライン会見で意気込みを示したクボタのFB金秀隆 Photo By スポニチ
 ラグビートップリーグ(TL)のクボタは9日、オンラインで会見を開き、11日のリーグ戦最終第7節・トヨタ自動車戦(大阪・花園ラグビー場)に向けてフラン・ルディケ・ヘッドコーチ、CTB立川理道主将、FB金秀隆(キム・スリュン)がそれぞれ意気込みを語った。
 レッドカンファレンスのクボタはここまで5勝1敗、勝ち点24で2位。対するトヨタ自動車は5勝1敗、勝ち点24の3位で、総得失点の差でクボタが順位で上回る。11日の試合は同勝ち点での引き分け以上で2位通過が決定する大事な一戦。ルディケHCは「上位チームとの対戦は、ベーシックをどれだけできるか(に尽きる)。トヨタ自動車という強いチームに、どれだけできるかチャレンジしたい」と語った。

 両チームとも伝統的にFW戦に強みを持つが、立川主将は「今年はFWだけでなく、しっかりボールが動く。15番のルルーがアタックのキーマンだと思うので、彼をしっかり止めたい」と南アフリカ代表FBを警戒。今季初黒星を喫した前節のサントリー戦は、前半に9つのペナルティーを犯す規律の問題を露呈しただけに、「課題を修正すれば、いいラグビーができる。今週はそこを取り組んで来た」と自信を示した。

 ルルーの存在は脅威だが、クボタで15番を背負う金秀隆も相手に脅威を与えることのできる存在だ。サントリー戦では後半11分に絶妙なステップで相手を交わし、WTB山崎のトライをアシスト。今季が1シーズン目ながら、開幕戦から先発フル出場を続ける若手の注目株だ。

 2年前までは関東リーグ戦2部の朝鮮大でプレーしていた23歳は「TLのレベルの高さを痛感している」としつつも、「通用する部分も感じている。昔からランニングプレーが好きで得意」と胸を張る。大学3年の時からトライアウトを兼ねてクボタの練習に参加していたといい、「(将来は)日本代表になれたらいい」と明かす目標に向けても、トヨタ自動車戦でチームに勝利をもたらす活躍を見せる。

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