レスリングアジア選手権で乙黒拓斗が連覇「やってきたことは無駄じゃない」

2021年04月17日 23:29

レスリング

レスリングアジア選手権で乙黒拓斗が連覇「やってきたことは無駄じゃない」
男子フリー65キロ級で優勝した乙黒拓斗(日本レスリング協会提供) Photo By 提供写真
 【レスリング・アジア選手権 ( 2021年4月17日    カザフスタン・アルマトイ )】 男子フリースタイル65キロ級は東京五輪代表で18年世界王者の乙黒拓斗(22=自衛隊)が連覇した。
 決勝は18年世界選手権の決勝で対戦したバジュラン(インド)の負傷棄権で不戦勝。強敵との再戦がかなわず「試合する気で楽しみにしていたので寂しい気持ちはある」と肩を落としたが、「この気持ちは五輪に取っておきたい」と受け止めた。

 大会前に「自分のレスリングを出すだけなので相手の研究はしていない」と自信を示していた通り、決勝まではウズベキスタン選手との初戦を13―0のテクニカルフォール勝ち、イラン選手との準決勝も8―2で圧倒。1年2カ月ぶりの実戦で攻守に貫禄を示し「相手も強い選手だったけど、自分が1年間取り組んできた技だったり気持ちが出せた。やってきたことは無駄じゃないと感じた」と手応えを得た。

 今春から74キロ級で東京五輪代表を決めている兄・圭祐と同じ自衛隊に進み、「レスリングに100%集中できる環境」が整った。今大会で出た課題を持ち帰り、東京五輪へ「金メダルを獲れるように全力を出してやっていきたい」とさらなる進化を誓った。

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