NBAのプレーオフがスタート V候補のネッツは白星発進 “ビッグ3”が底力を発揮

2021年05月23日 14:01

バスケット

NBAのプレーオフがスタート V候補のネッツは白星発進 “ビッグ3”が底力を発揮
セルティクス・テータムのマークをかいくぐるネッツのデュラント(AP) Photo By AP
 NBAのプレーオフが22日にスタート。東地区全体2位のネッツは地元ブルックリン(ニューヨーク州)で7位のセルティクスを104―93(前半47―53)で下して初戦を白星で飾った。
 ケビン・デュラント(32)が3点シュートを8本中7本外しながらも32得点を挙げれば、カイリー・アービング(29)は29得点、ジェームズ・ハーデン(31)も21得点、9リバウンド、8アシスト、4スティールと奮闘。今季の年俸総額が1億1310万5870ドル(約123億3000万円)に達している“ビッグ3”が勢ぞろいしたのは今季9試合目だったが、後半で地力を発揮して勝利を収めた。

 「プレー・イン・トーナメント」の初戦(18日)のウィザーズ戦で50得点をたたき出したセルティクスのジェイソン・テータム(23)は22得点。ベンチから出たセンターのロバート・ウィリアムス3世(23)は11得点、9リバウンド、9ブロックショットをマークしてインサイドで踏ん張ったが、第3Qで20―31と引き離されるとリズムを取り戻すことはできなかった。

 東地区全体3位のバックスは6位のヒートを延長の末に109―107(前半53―50、延長10―8)で振り切って先勝。バックスは昨季の地区準決勝でヒートに1勝4敗で敗れているが、この日は延長の残り0・5秒、クリス・ミドルトン(29)が決勝のジャンプシュートを決めて接戦をものにした。

 西地区全体5位のマーベリクスは31得点、10リバウンド、11アシストでトリプルダブルを達成したルカ・ドンチッチ(22)の活躍で4位クリッパーズに113―103(前半60―55)で勝利。3点シュートの成功率で今季リーグ1位の41・1%を記録していたクリッパーズは40本中11本の成功にとどまって成功率は27・5%に終わった。

 昨季に西地区決勝まで駒を進めた3位のナゲッツは109―123(前半61―58)で6位のトレイルブレイザーズに苦杯。今季のシーズンMVPが有力視されているニコラ・ヨキッチ(26)が34得点と15リバウンドを稼いだが、トレイルブレイザーズにプレーオフのチーム新記録となる19本の3点シュート(試投40本)を決められて敗れ去った。

 <22日の結果>
 ▼東地区1回戦
(2)ネッツ(1勝)104―93(7)セルティクス(1敗)
(3)バックス(1勝)109―107(延長)(6)ヒート(1敗)

 ▼西地区1回戦
(5)マーベリクス(1勝)113―103(4)クリッパーズ(1敗)
(6)トレイルブレイザーズ(1勝)123―109(3)ナゲッツ(1敗)
 *カッコ内の数字は地区全体順位

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