【渋野と一問一答】「つらく不安な中、皆さんの声援で最後まで頑張れました」と涙 全米女子プロ第3日

2021年06月27日 04:55

ゴルフ

【渋野と一問一答】「つらく不安な中、皆さんの声援で最後まで頑張れました」と涙 全米女子プロ第3日
全米女子プロ選手権第3日をプレーする渋野(AP) Photo By AP
 【米女子ゴルフツアー 全米女子プロ選手権第3日 ( 2021年6月26日    ジョージア州 アトランタ・アスレチック・クラブ=6740ヤード、パー72 )】 通算2オーバーの57位から第3ラウンドをスタートした渋野日向子(22=サントリー)は前半の17番パー3で「10」を叩くなど4オーバーの76とスコアを落とした。通算6オーバーはホールアウト時点で暫定68位。帯同キャディーが新型コロナウイルス検査で陽性判定となり、この日は急きょハウスキャディーを起用してのラウンドだった。アクシデントの中で18ホールを回り切った渋野は、ホールアウト後のテレビインタビューで涙を流した。
 ――ハプニングが起こる中でスタートしましたが、その時の心境を教えてください。
 「昨日、明日回れるかどうか分からない状況でかなり遅くまで起きていて。回れるということで朝に来て、PCR検査もしてネガティブが出たので。ローカルキャディーさんにお願いしてやることになったんですけど。本当に不安だらけというか…。いろいろ、なんか、凄い不安だったんですけど…。回りきれて良かったです」

 ――その中でもしっかりと集中してマネジメントしていきましたね。
 「悔しいホールが1個あるんですけど。本当にあれも自分の力不足というか。まず、距離を間違えるというところからだったので。自分でもショックでした。1個、また池に入れちゃいましたけど、今は全部回れてホッとしています」

 ――地元の日本人のギャラリーの方からの声援もありました。
 「マネジャーさんもトレーナーさんも入れない状況で。本当に皆さんの声援が力になりましたし。本当に…。つらい中、不安があったんですけど、皆さんの声援のおかげで最後まで頑張れました」

 ――後半は果敢に攻めていましたね。
 「ショックではあったんですけど、そのあと切り替えて。どれだけスコアを戻せるかっていうことに集中して、最後までできたので。そこは、やっぱり昨日の2ホールがあったからかなと思います」

 ――凄く強い選手だなという印象があります。
「いや、全然…。あんだけ池に入れちゃうとそうとも思えないです。でも、今日最後までやりきれたことはいい経験。明日がどうなるか分からないですけど、明日も今日よりはマシなプレーができるように頑張りたいです」

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