松島が両チーム最多のスタッツを記録 ジョセフHCも「インパクト出した」と称賛

2021年06月27日 03:27

ラグビー

松島が両チーム最多のスタッツを記録 ジョセフHCも「インパクト出した」と称賛
<日本代表・ライオンズ>タックルを受ける松島(AP) Photo By AP
 【ラグビーリポビタンDツアー2021   日本代表10―28全英・アイルランド代表ライオンズ ( 2021年6月26日    英エディンバラ )】 19年10月20日のW杯日本大会準々決勝・南アフリカ戦以来、615日ぶりのテストマッチとなった日本は、全英・アイルランド代表ライオンズに10―28で敗れた。歴史的一戦で敗戦こそしたものの、今季フランス1部リーグのクレルモンでプレーしたWTB松島幸太朗(28)が成長の足跡を随所で見せつけた。
 右ウイングで開始直後からボール先発した松島は、試合を持つ度にゲインラインを突破。対面で1メートル93、105キロと大柄なファンデルメルバにも一切臆することなく大外を突けば、時にはフィールドの中央にも顔を出して相手ディフェンスを切り裂いた。後半には上半身を痛めて倒れ込むシーンもあったが、気合のフル出場。トライこそなかったものの、ボールキャリー123メートル、キャリー19回は、両チームを通じて最多とインパクトを残した。

 試合後の取材対応はなかったが、試合2日前にも海外でのプレーで「成長が加速した」と高く評価していたジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは会見で「インパクトを出してくれた。経験を積んだことを見せてくれた」と称賛。キック処理やディフェンスでも安定感あるプレーを見せるなど、改めて海外武者修行が選手に与える影響の大きさを見せつける結果となった。

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