大橋悠依 涙の金メダル「ダメダメな時期も…皆のおかげで獲れた」「最後は気合い」

2021年07月25日 13:14

競泳

大橋悠依 涙の金メダル「ダメダメな時期も…皆のおかげで獲れた」「最後は気合い」
<東京五輪 競泳 女子400メートル個人メドレー決勝>金メダルを獲得し、ガッツポーズの大橋悠依(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【東京五輪第3日 競泳女子400メートル個人メドレー ( 2021年7月25日    東京アクアティクスセンター )】 女子400メートル個人メドレー決勝で大橋悠依(25=イトマン東進)が4分32秒08で金メダルを獲得した。初の五輪舞台で自身の持つ日本記録4分30秒82には及ばなかったが好記録をマーク。日本競泳陣に今大会初メダルをもたらした。
 ――ゴールした瞬間の気持ちは?
 「電光掲示板を見て“逃げ切れた”と思いました。正直、まだ信じられない。嬉しい気持ちと不思議な気持ちがある」

 ――実際に金メダルを手にして。
 「自分は全然ポジティブな性格ではないし、ダメダメな時期もあった。落ち込んで暗くなって、ずっと1人でいた時もある。平井先生やチームメート、皆のおかげで獲れたメダルです」

 ――どのような戦略で臨んだ?
 「平井先生とも話して、300~350メートルで攻める泳ぎをすることは決めていた。リオ五輪の時の(萩野)公介さんと同じ(戦略)です。300~350で相手に追いついていると思われると、相手も元気になる。最後の50メートルは気合いです」。

 ――女子400メートル個人メドレーでは日本勢初の金メダル。
 「リオ五輪が終わってから自分がこの種目を引っ張っていくぞという気持ちが強くなり、引っ張ってきた自信もある。それが全部出せたレース。4個メをやめた方がいいなと思った時期もあったが、4年しっかり泳いできた経験が生きた」

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