日立・坂本結の決勝ソロで2位浮上 昨年まで相棒だったテーラーのチェンジアップ狙い打ち、2試合連発

2021年10月03日 14:56

ソフトボール

日立・坂本結の決勝ソロで2位浮上 昨年まで相棒だったテーラーのチェンジアップ狙い打ち、2試合連発
<戸田中央総合病院・日立>6回、決勝本塁打を放ち、ガッツポーズの日立・坂本結(日本ソフトボール協会提供)@刈谷球場 Photo By 提供写真
 【第54回日本女子ソフトボールリーグ1部第7節   日立1-0戸田中央総合病院 ( 2021年10月3日    愛知県刈谷市・刈谷球場 )】 日立は両軍0行進で迎えた6回、1番・坂本結が左越えへ決勝ソロ。昨年まで所属した戸田中央総合病院では、ベストナインに2度選出された捕手だった坂本結がバッテリーを組んだジョーダン・テーラー投手のチェンジアップをすくい上げ、2試合連続本塁。チームを首位・ビックカメラ高崎を追う2位へ浮上させた。
 「常にフルスイングする気持ちはあるし、自分が打てばチームも乗れると思った」。フルカウントからのチェンジアップ。「ジョーダンの得意なボールなので。絶対に入ったと思って走りました」。元相棒とのバッテリーを組んだ経験を正念場で活かし、苦笑いを浮かべた。

 移籍1年目。日立では捕手から内野手へ転向した。一昨年、打率・343でベストナインにも選ばれた打撃を伸ばすためだった。昨年は・161。シーズンも後半に入り、首位打者・数原(戸田中央総合病院)とタイトルを争うまでに復活した。「打撃に集中させてもらえる。チームのみんな打つので、楽な気持ちで打席に入らせてもらえる」

 滋賀・甲賀でビックカメラ高崎とトヨタ自動車が激突した首位攻防戦は、ビックカメラ高崎が1―0で勝利し、日立が2位でトヨタ自動車と並んだ。「決勝へ進むために戦っていきたい」。上位5チームが出場権を得る決勝トーナメント進出を使命と受け止め、意気込みを語った。

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