ラプターズは5連勝 バンブリートが初のトリプルダブル ウィザーズの勝率は5割を切る

2022年01月08日 12:29

バスケット

ラプターズは5連勝 バンブリートが初のトリプルダブル ウィザーズの勝率は5割を切る
ジャズ戦で自身初のトリプルダブルを達成したラプターズのバンブリート(AP) Photo By AP
 渡辺雄太(27)が健康安全プロトコルの対象となって戦列を離れているラプターズは7日、地元トロント(カナダ・オンタリオ州)で主力不在となっていたジャズを122―108(前半49―62)で下して19勝17敗。第2Qの3分52秒に最大17点差を追う展開となったが、後半で流れを変えて5連勝を飾った。
 ガードのフレッド・バンブリート(27)は今季自己最多の37得点をマークしただけでなく、10リバウンド、10アシストも加えてNBA6季目、通算316試合目で初のトリプルダブルを達成。OG・アヌノビー(24)は22得点、パスカル・シアカム(27)も17得点を稼ぐなど、先発5人全員が2ケタ得点をマークしてこのカードの連敗を3でくい止めた。

 バンブリートが30得点以上をマークしたのは今季7回目だが、ここ7試合では5回目。この日は36分の出場でフィールドゴール(FG)を22本中12本(うち3点シュートは12本中4本)、フリースローは9本すべて成功。第4Qの残り2分1秒、プレシャス・アチューワ(22)にアリウープからのダンクにつながるパスを通したところでアシストが2ケタに到達してトリプルダブルとなった。

 西地区全体3位のジャズではセンターのルディー・ゴベア(29)ら2人が健康安全プロトコルの対象となり、ガードのドノバン・ミッチェル(25)、マイク・コンリー(34)ら6人が故障で欠場。開幕時と先発5人が全員不在という状況の中での試合となった。先発したエリック・パスカル(25)は29得点と奮闘。しかし後半では46―73と圧倒されてロードでの連勝は10で止まった。

 12月以降6勝11敗と苦戦していたウィザーズは敵地シカゴ(イリノイ州)で東地区全体首位のブルズと対戦したが、122―130(前半66―73)で敗れて19勝20敗。26得点のブラドリー・ビール(28)を含めて先発5人が2ケタ得点をマークしたものの、今季39戦目で初めて勝率が5割を下回った。

 ブルズは9連勝で26勝10敗。ザック・ラビーン(26)が27得点、12月31日のペイサーズ戦と1日のウィザーズ戦で史上初となる2日連続のブザービーターをともに3点シュートで決めていたデマー・デローザン(32)は15得点と8アシスト、センターのニコラ・ブーチェビッチ(31)は16得点、14リバウンド、7アシスト、4スティールを記録して勝利に貢献した。

 東地区全体2位のネッツは地元ブルックリン(ニューヨーク州)で同3位のバックスに109―121(前半49―60)で敗れてここ5戦で4敗目。今季成績は24勝13敗となり首位ブルズとは2・5ゲーム差、26勝15敗となった3位バックスとはゲーム差なしとなった。

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