清鶴敏也氏 アタック力は東海大大阪仰星が一枚上 国学院栃木は守備力が鍵、20点以内に抑えれば勝機あり

2022年01月08日 05:30

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清鶴敏也氏 アタック力は東海大大阪仰星が一枚上 国学院栃木は守備力が鍵、20点以内に抑えれば勝機あり
 記者会見する東海大大阪仰星の(右から)湯浅監督、薄田主将ら(代表撮影) Photo By 代表撮影
 【清鶴敏也氏・優勝争い展望】昨夏の全国高校7人制大会で相まみえた両校が再び顔を合わせる。ポイントは2つ。一つは接点での戦い方だ。年々、重要視されているフィジカルだが、近年は格闘技の様相すら呈している。今回もブレークダウンを制することが勝利に近づく一歩となるだろう。
 もう一つはディフェンス力。今大会の特徴として守備力の向上が挙げられる。グラウンドを広く使うアタックに対して、アンストラクチャー(陣形が整っていない状態)をつくっていない。特にFWの前5人において、ミスマッチがなく機能している。以前ならプロップをつけば突破できる場面が多々あったが、それがない。組織ディフェンスの充実には目を見張る。

 この2点において両校は互角だろう。唯一、差があるとすればアタック力。得点力の優位性なら東海大大阪仰星が一枚上手で、6対4で上回る。国学院栃木からすれば、ディフェンス力を発揮して20点以内に抑えれば勝機はあるだろう。(大会シード委員長、同志社香里監督)

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