松山、4差13位発進 今年初戦「上出来だなって感じ」 13番から4連続バーディー

2022年01月08日 02:30

ゴルフ

松山、4差13位発進 今年初戦「上出来だなって感じ」 13番から4連続バーディー
第1ラウンド、ホールアウトし、同組のフィル・ミケルソン(右)とタッチを交わす松山英樹(共同) Photo By 共同
 【米男子ゴルフツアー セントリー・チャンピオンズ第1日 ( 2022年1月6日    ハワイ州 プランテーション・コース=7596ヤード、パー73 )】 21~22年シーズンの今年初戦が開幕。優勝した昨年10月のZOZOチャンピオンシップ以来の実戦となったマスターズ覇者の松山英樹(29=LEXUS)は5バーディー、1ボギーの69で回り13位で滑り出した。65をマークした首位のキャメロン・スミス(28=オーストラリア)とは4打差。今大会は昨年のツアー優勝者ら38人が予選落ちなしで争う。
 2022年の初戦は、松山にとって約2カ月ぶりの実戦。ホールを重ねるごとにショットの切れが増していく。1アンダーで迎えた13番でピン左3メートルにつけたバーディーを皮切りに、14番パー4では第2打をピンそば40センチにピタリ。16番まで4連続バーディーを奪い、「69」と上々のスタートに表情も明るい。

 「やっぱり楽しい。スタートは良くなかったけど、バックナインで4連続バーディー。今日のショット、アプローチ、パットの内容でこのスコアは上出来だなって感じ」

 昨年の全米プロ選手権を制したフィル・ミケルソン(米国)とメジャー覇者同士での初日。多くの観客に囲まれる中、前半は「“ボギーを打ちたくない”という一心」とチャンスにつけきれずに我慢の展開が続いた。それでも、先月のゴルフの回数は3回だったという中、久々の試合で適応力を発揮。「いいショットが徐々に出ているけど、距離的には全然飛んでない。そこを考えながら、うまく合わせられたかな」。パーオン率は全体トップの88・89%をマークをした。

 昨年はマスターズでのメジャー初制覇を含む2勝と飛躍の年となった。新たな一年の始まりを告げる今大会は、過去4度の出場でトップ5が3度と好相性の地でもある。首位とは4打差。第2ラウンドに向けて「状態を上げれば4アンダーくらいは簡単に出せると思う。“必死じゃない”4アンダーを目指したい」と照準を定めた。

おすすめテーマ

2022年01月08日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム