沙羅 公式練習で100メートル超3連発に笑顔「いいスタート切れました」

2022年02月04日 05:30

ジャンプ

沙羅 公式練習で100メートル超3連発に笑顔「いいスタート切れました」
公式練習に臨んだ高梨(AP) Photo By AP
 ノルディックスキー・ジャンプ女子の五輪公式練習は3日、張家口の国家ジャンプセンターで行われ、金メダル候補の高梨沙羅(25=クラレ)が現地入り後、初めてのジャンプ練習で100メートル超え3連発の絶好スタートを切った。ファーストコンタクトの1回目に全体トップの104メートル。2回目は100メートルにまとめ、3回目も全体トップの102メートルだった。「初めてのジャンプ台で不安もいっぱいだったんですけど、固めてきたイメージが1本目でうまく合った。いいスタートを切れました」と表情を緩めた。
 新型コロナウイルスと隣り合わせの異例の五輪開催。今季W杯総合首位を独走するマリタ・クラマー(オーストリア)は検査で陽性反応が出たため、五輪を断念した。高梨は「最有力候補の彼女がここにいない試合は凄くさみしい。申し訳ない気持ちもある。一緒に戦いたかった」と語った。思わぬライバル不在となったが、女子のエースは4日の公式練習で最終調整し、5日の本番へさらに調子を上げていく。

 《陵侑はK点越え、順調アピール》女子に続いて、男子の公式練習もノーマルヒルで行われた。2度目の五輪出場となる小林陵侑(25=土屋ホーム)は2回目にK点(95メートル)を越える100メートルを飛び、順調な仕上がりをアピールした。「(五輪は)楽しいです。金メダル候補?意識はありますよ。チャンスはあると思うので」と笑みを浮かべた。初めて飛ぶジャンプ台についても「カッコいいですし、ここでビッグジャンプしたい」と意欲を示した。一方で3回目は98・5メートルに終わり、「最後だけタイミングが遅れたのが、明確。ビデオを見直したい」と語った。

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