17位…まさかの完敗 小平奈緒「足がとられた瞬間に、頭の中が真っ白に」 スタートで左足が引っかかる

2022年02月14日 00:16

スピードスケート

17位…まさかの完敗 小平奈緒「足がとられた瞬間に、頭の中が真っ白に」 スタートで左足が引っかかる
<北京五輪 スピードスケート>女子500メートル決勝、滑走する小平奈緒(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【北京五輪第10日 スピードスケート女子500メートル ( 2022年2月13日    国家スピードスケート館 )】 スピードスケートの小平奈緒(35=相沢病院)が、13日の女子500メートルでメダルを逃した。前回18年の平昌五輪で同種目を制した小平は、連覇ならば日本女子としては冬季五輪初、さらにスピードスケートの日本選手としても初という快挙だったが、表彰台も逃す波乱となった。
 「最初の一歩目で左足がちょっと引っかかってしまって、その後立て直せなくて。全く自分のスケートがどんどん離れていく感覚で、自分のやりたい表現ができなかった」

 小平は複雑な表情でレースを振り返った。第13組のアウトスタート。昨季世界選手権覇者のアンゲリナ・ゴリコワ(ROC)と同走で、順調に滑り出したかに見えたが、スタート直後に失速。その後もスピードに乗れず、38秒09で17位に終わった。

 準備も万端で今大会を迎えたが、「足がとられてしまた瞬間に頭の中が真っ白になってしまった。その後は、もう前を追って歯を食いしばって最後まで滑るしかないという気持ちで滑った」とポツリ。引っかかった左足については「一歩目だと思う。左足を踏み出す時に引っかかってしまった」と説明した。 

 17日の女子1000メートルで雪辱を期すことになる。

 ◇小平 奈緒(こだいら・なお)3度目の五輪だった18年平昌大会500メートル金、1000メートル銀メダル。団体追い抜きで10年バンクーバー大会銀メダル。500メートルの日本記録保持者。信州大出、相沢病院。35歳。長野県出身。

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