3勝1敗のロコ・ソラーレ 14日は“完全アウェー”の中国戦と“メガネ先輩”の韓国戦

2022年02月13日 15:19

カーリング

3勝1敗のロコ・ソラーレ 14日は“完全アウェー”の中国戦と“メガネ先輩”の韓国戦
ロコ・ソラーレの4人
 北京五輪のカーリング女子1次リーグで、18年平昌五輪銅メダルで世界ランク7位の日本(ロコ・ソラーレ)は、14日に同9位の中国、同3位の韓国と対戦する。
 1次リーグの前半を終え、3連勝で通算3勝1敗のロコ。13日は試合がなく、スキップ藤沢五月は12日の試合後、「ゆっくり寝て、みんなでリラックスして。いろいろ話しながら準備をしたい」と話していた。チームで態勢を整えて、14日は午前10時5分から中国、午後9時5分から韓国とアジアのライバルと連戦に臨む。

 日本の世界ランク7位に対し、中国は9位だが、油断はできない。10日にロコが敗れた18年平昌五輪金メダルで世界1位のスウェーデンを、中国は12日に9―6で撃破。新型コロナの影響で今大会は招待客のみ観戦が許されているが、アイスホッケーやフィギュアスケートなどで観客が中国選手に大声援を送っている。中国―スウェーデンでも“マナー違反”の歓声が場内に響いており、ロコにとっては完全アウェーになるのは必至だ。

 “メガネ先輩”こと金ウンジョンが率いる韓国には、18年平昌の準決勝で7―8で敗れた。藤沢は4年前に大粒の悔し涙を流したが、昨年12月の世界最終予選では1次リーグ、プレーオフと連勝しており、相性は悪くない。五輪の借りを五輪で返せば、大きな白星になる。

 ロコは12日のデンマーク戦を藤沢のラストショットで大逆転し、ROC戦も第6エンドを終えて2―5という劣勢から、第7エンドに3点奪って同点に。8~10エンドは不利な先攻で3連続スチールした。ショット成功率が悪く、試合後にセカンド鈴木が涙を流せば、他のメンバーも一緒に泣いた。喜怒哀楽をともにし、2大会連続のメダルへ突き進む。

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