ロシアのウクライナへの侵攻でスポーツ界も動き出した
2022年02月26日 05:30
スポーツ
《ロシアとベラルーシ開催の大会 IOC“中止or会場変更”要請》国際オリンピック委員会(IOC)理事会は25日、各国際競技連盟(IF)に対し、ロシアとベラルーシで予定されている大会の会場変更または中止を要請した。両国政府が五輪休戦決議に違反したと改めて強く非難し、両国の国旗掲揚や国歌演奏もしないように求めた。休戦決議は昨年12月の国連総会で採択され、期間は北京五輪開幕の7日前から北京パラリンピック閉幕の7日後までとされている。
《世界陸連会長支援申し出》世界陸連は24日、ウクライナ情勢について「ロシア軍による軍事侵略を非難する」と声明を発表した。セバスチャン・コー会長が、ウクライナ出身の男子棒高跳び元世界記録保持者セルゲイ・ブブカ副会長や同国陸連に支援を申し出たと公表。競歩の世界チーム選手権(3月4、5日、オマーン)や世界室内選手権(3月18~20日、ベオグラード)は予定どおり開催すると発表する一方、組織的ドーピング違反のロシア陸連には選手を派遣する資格がないと念押しした。
《FIA声明 「F1ロシアGP開催不可」》国際自動車連盟(FIA)は25日、F1ロシアGP(9月25日決勝、ソチ)が「現状では開催不可能」とする声明を発表した。ロシアのウクライナ侵攻を受けたもので「悲しみとショックを持って見守っている。迅速で平和的な解決を望む」と強調した。また、F1のハースは同日の合同テスト(バルセロナ)で、ロシア企業「ウラルカリ」のロゴをマシンから削除。ロシア人ドライバー、マゼピンの去就も未定とした。
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