樋口新葉が188・15点をマーク「賭けに出た」トリプルアクセルは転倒も「やらないと後悔すると思った」

2022年03月26日 05:29

フィギュアスケート

樋口新葉が188・15点をマーク「賭けに出た」トリプルアクセルは転倒も「やらないと後悔すると思った」
<世界フィギュア2022 女子フリー>演技する樋口新葉(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【フィギュアスケート世界選手権第3日 ( 2022年3月25日    フランス・モンペリエ )】 女子フリーが行われ、SP7位の樋口新葉(明大)は121・12点をマークし、合計188・15点とした。
 「ライオンキング」に乗って始めた演技は、冒頭にSPで封印したトリプルアクセルに挑んだが転倒。その後のダブルアクセル(2回転半)、後半のルッツ―トーループの連続3回転でも転倒するミスがありながら、最後まで演じきった。

 「今日は本当にいろんな部分で失敗をして、いつも通りの演技ができなかった。(トリプルアクセルは)成功するかしないか分からなかった。賭けに出たような感じだったけど、今シーズン一番大事にしてきたジャンプだったし、最後の最後でやらないと後悔すると思ったので」

 初めて挑んだ五輪で5位に入り、その約1カ月後に迎えた世界選手権。調整の難しさを痛感した。

 「長いシーズンの中で、最後に世界選手権があってどういうふうに持っていくかを悩んで、考えながら練習をしてきたけど…。なかなか予定通りにいかなかった。五輪の疲れもあって、気持ちの上げ方も分からなかった。次にこういう機会があれば、この経験をうまく生かしたい」

 収穫と課題を胸に、さらなる飛躍を目指す。

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