ラグビー日本代表 通算68キャップ田村優の追加招集を見送る ジョセフHC「精度をもっともっと上げて」

2022年06月19日 20:08

ラグビー

ラグビー日本代表 通算68キャップ田村優の追加招集を見送る ジョセフHC「精度をもっともっと上げて」
田村優 Photo By スポニチ
 日本ラグビー協会は19日、日本代表にプロップの三浦昌悟(27=トヨタ)、ロックの辻雄康(26=東京SG)とヴィンピー・ファンデルヴァルト(33=大阪)、No・8のテビタ・タタフ(26=東京SG)を追加招集すると発表した。既に宮崎合宿に合流していた辻に加え、3選手が予備軍となるナショナル・デベロップメント・スコッド(NDS)から代表本隊へ昇格。一方、W杯2度出場で通算68キャップを誇るSO田村優(33=横浜)の追加招集は見送られた。
 今夏4試合行われるテストマッチにおいて、18日のウルグアイ代表との第1戦(秩父宮)のみNDSから登録メンバー23人を編成し、34―15で勝利。初キャップとなった9人や実績のあるベテランによる“1軍”昇格に向けたアピール合戦が繰り広げられていた。

 田村は今月3日からスタートしたNDS大分合宿で若手とともに汗を流し、主将も任されていた。ウルグアイ第1戦でも司令塔として勝利に貢献。フレッシュなノンキャップメンバー9人が出場した中、しっかりゲームをコントロールしていた。

 ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(52)はこの日、オンライン会見で「経験もあり、チームにとって価値のある選手。試合前も後もリーダーシップを発揮してくれていた。試合でもコントロールしないといけない場面において、しっかりコントロールできた部分もあった」と評価した一方、「キッキングゲームではもう少し成長していかないといけない。タッチラインにキックを出せないなどミスもあった。そういう精度をもっともっと上げてもらいたい」と要求。そのうえで「そういうことをしっかりすれば、また日本代表に戻って来られるんじゃないかと思う」と語っていた。

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