女子床運動 杉原1位で決勝進出 約1年ぶりに「ガチガチ」

2022年06月19日 04:30

体操

女子床運動 杉原1位で決勝進出 約1年ぶりに「ガチガチ」
女子予選、平均台に臨む杉原(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 体操の全日本種目別選手権第1日は東京体育館で男女予選が18日に行われ、2大会連続で五輪に出場し、今大会限りで第一線を退く杉原愛子(22=武庫川女大)が女子床運動で13・700点をマークし、1位で19日の決勝に進出した。男子で初代表を狙う杉野正尭(23=徳洲会)は15・033点でトップの鉄棒と3位のあん馬で決勝に進んだ。代表は男女各5人で今大会で決まる残り2枠ずつは団体総合のチーム貢献度で選ばれる。
 杉原が感謝の気持ちを込めて最高の演技を披露した。約1年ぶりの大会出場で「緊張してガチガチだった」という平均台ではミスが出たが「アカンとは思わず、いい準備運動ができたと思うようにした」と切り替え。床運動で会心の演技で会場を沸かせて堂々の1位通過に「決勝に残れたのは本当にうれしい」と笑顔を見せた。きょう19日の決勝が競技者としてのラスト演技。「思い切り、楽しく、最高の杉原愛子を見せたい」と誓った。

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