世界水泳 瀬戸 400M個人メドレー6位 優勝した20歳に7秒以上遅れ「これが現状」

2022年06月19日 06:42

競泳

世界水泳 瀬戸 400M個人メドレー6位 優勝した20歳に7秒以上遅れ「これが現状」
男子400メートル個人メドレー決勝で力泳する瀬戸大也(右)と本多灯(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【世界水泳第1日 ( 2022年6月18日    ハンガリー・ブダペスト )】 競泳の男子400メートル個人メドレー決勝で、前回王者の瀬戸大也(28=TEAM DAIYA)は4分11秒93の6位に終わった。全体4位通過した予選の4分10秒51からタイムを落とし、目標に掲げた4分7秒台には大きく届かず。同種目5大会連続のメダルを逃し「バタフライの後半(50メートル)も思ったように泳げず、背泳ぎもかなり沈んでいる感じがした。これが自分の現状」と振り返った。
 優勝した20歳のマルシャン(フランス)のタイムは4分4秒28。4分3秒84の世界記録を持つマイケル・フェルプス(米国)に次ぐ世界歴代2位の好記録だった。瀬戸の自己ベストは20年1月に出した4分6秒09。ハイレベルなレース展開についていけず「思ったよりもかなり速かった。ここからパリまでは一生懸命努力しないと勝てない。帰ってから加藤コーチとの泳ぎ込み1年目、しっかり頑張りたい」と現状を受け止めた。

 東海大で指導する加藤コーチに3月から師事。東海大湘南キャンパスの徒歩圏に部屋を借り、学生と一緒に猛練習に励む。今季は24年パリ五輪に向けた準備の年と位置付け、今大会も十分な最終調整をせずに強化の一環として臨んでいる。連覇の懸かる200メートル個人メドレーを残しており「200では決勝で良い泳ぎが出来るようにしたい」と気持ちを切り替えた。

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