渋野日向子は一打及ばず3位「最近の私の調子からして最終組で回れるのは奇跡だった」

2022年08月08日 05:32

ゴルフ

渋野日向子は一打及ばず3位「最近の私の調子からして最終組で回れるのは奇跡だった」
<全英女子オープン・最終日>ラウンドを終えブハイとハグする渋野(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【米女子ゴルフツアー AIG全英女子オープン最終日 ( 2022年8月7日    英ガレーン ミュアフィールド・リンクス=6659ヤード、パー71 )】 5打差2位から出た19年大会覇者の渋野日向子(23=サントリー)は1イーグル、3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの71で回り、通算9アンダーで1打及ばず、逆転優勝はならなかった。通算10アンダーで並んだアシュリー・ブハイ(33=南アフリカ)が田仁智(27=韓国)との4ホールに及ぶ激闘のプレーオフを制し、ツアー初勝利となるメジャー初制覇をつかんだ。以下、ホールアウト後のテレビインタビューでの渋野の主な一問一答。
 ――最後までいい戦いをしました。
 「最近の私の調子からして、最終日に最終組で回れるっていうことが、ほんとに奇跡だったと思います。久しぶりの最終組で楽しんでできた。アシュリーさんとだったので、互いに“ナイス”って言いながら、凄くいい雰囲気で回れたと思う。今は悔いが残る場面もありますけど、この順位で終えられたことに関してはうれしさもあります」

 ――緊張はありましたか?
 「トップとの差がかなりあったので、そこまで緊張感はなかったんですけど。どうしても守ってしまうところもあったりとかして、ロングパットをスリーパットしてしまうのが今日は3回もあったので、凄くもったいないプレーだったかなとは思います」

 ――ただ、今季最後のメジャーで優勝争い。この4日間はどう感じましたか?
 「ほんとにこの4日間、いろんなことを学べたと思います。なんか忘れていたものを、思い出せたっていう部分もあります。また新しいことを、覚えられたこともあると思います。本当にここ最近にしては、なんでこんなに良かったのかなと思います」

 ――リンクスの難しいコースで自信になった部分もありますか?
 「ショットが風のある中でも縦距離の合っている場面が多々ありましたし、そこに関しては凄く自信を持って、これからもやっていけたらいいなとは思います。あとは風が少ない時になかなか…、力んでしまうのもあったりとかで。今日は風もあったし、最終組っていうことで曲げてしまう場面もありましたけど。ちょっとずつ、ものにしていけたらいいかなと思います」

 ――ずっと緊張が張り詰めている感じだったと思うのですが。
 「確かに緊張感はあったんですけど、でもアシュリーさんと3年ぶりに最終組で一緒にプレーすることができて、お互いにナイスと言いながら雰囲気もよく回れてたと思うので、個人的には楽しい1日でした」

 ――日本のファンに向けたメッセージをお願いします。
 「今、何時だろう?朝早いか、夜遅すぎるか、まで見てくださってた皆さん、本当にありがとうございました。結果的には悔しい結果になってしまったんですけど、これからまた切り替えて、自信を持ってプレーできるように、もっと皆さんに笑顔を届けられるように頑張っていきます。ありがとうございました」

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