ロコ、吉田知の新婚パワーで今季初戦完勝 北見工大に貫禄7―1コンシード

2022年09月02日 04:55

カーリング

ロコ、吉田知の新婚パワーで今季初戦完勝 北見工大に貫禄7―1コンシード
結婚後初戦となった北見工大戦でストーンを投じるロコ・ソラーレの吉田知(中)(C)アルゴグラフィックスカップ Photo By 提供写真
 【カーリング アルゴグラフィックスカップ第1日 ( 2022年9月1日    アルゴグラフィックス北見カーリングホール )】 女子7チームが出場して1次リーグが行われ、2月の北京五輪で日本カーリング史上最高の銀メダルを獲得したロコ・ソラーレは今季の初戦で北見工大に7―1で完勝。今季最大の目標とする、来年の世界選手権出場枠を懸けたパンコンチネンタル選手権(10月30日開幕、カナダ・カルガリー)に向けて好スタートを切った。
 ロコが今季初戦で貫禄を示した。有利な後攻の第1エンドに2点を先取すると、第3、4エンドに連続スチール。4―1で迎えた6エンドに3点を加え、北見工大がコンシード(ギブアップ)して勝利が決まった。

 「試合勘を取り戻すための試合でしたけど、感覚的には良い感じで入れた。コミュニケーションをとりながらショットを決められたと思います」とスキップの藤沢五月。今季も同じメンバーで戦えることは最大の強みで、サード吉田知那美の結婚もチームの“ポジティブパワー”を高めている。序盤は予想以上に滑るアイスに戸惑いウエートの制御に苦しむ場面もあったが、しっかり修正。大学生にスコア以上の実力差を見せつけた。

 5月の日本選手権で2大会ぶりの優勝を飾り、新設されたパンコンチネンタル選手権に日本代表として出場することが決まっている。今月末にはカナダ遠征に出発する予定。藤沢は「この大会で課題を見つけ、それをクリアしていって日本として世界選手権の枠を勝ち取りたい」と表情を引き締めた。

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