渋野 2差3位発進、スマイル戻った パット好調「ほぼ全部入ったと言っても過言ではないくらい」

2022年09月17日 02:30

ゴルフ

渋野 2差3位発進、スマイル戻った パット好調「ほぼ全部入ったと言っても過言ではないくらい」
第1ラウンド、14番グリーンで笑顔を見せる渋野。5アンダーで3位 Photo By 共同
 【米女子ゴルフツアー ポートランド・クラシック第1日 ( 2022年9月15日    米オレゴン州ポートランド コロンビアエッジウオーターCC=6467ヤード、パー72 )】 2週連続で予選落ちが続いた渋野日向子(23=サントリー)は5バーディー、ボギーなしの67で回り、5アンダーで首位と2打差の3位と好発進した。ショットの内容はいまひとつだったが、パットがさえて好スコアをマーク。米ツアー未勝利の上原彩子(38=モスバーガー)が8バーディー、1ボギーの65で回り、7アンダーで単独トップに立った。
 渋野にスマイルが戻った。インスタートの12番でベタピン。13番ではグリーン横のラフからチップインで連続バーディーを奪って勢いに乗ると、後半の6、7番でもスコアを伸ばした。「ほぼ全部入ったと言っても過言ではないくらい。距離感がなかなか合わない中で、微妙なパーパットが入ってくれたのは良かった」と話した。

 その一方で、好調だったグリーン上とは違い、ショットには納得できない様子。自己評価も厳しく「まだまだ縦距離が合っていない。50点」と評した。大きなミスはなかったが「まだ伸ばせるところがある。もっと良い内容で回れるように頑張りたい」。首位とは2打差の好位置につけ、貪欲に前を向いた。

 《1年2カ月ぶり復帰の上原首位》体調不良による長期離脱を経て今月から1年2カ月ぶりに米ツアーに復帰した上原が首位発進した。パット数23が示すようにグリーン上の内容が際立っていた。体調も回復し「常に目の前の一打に集中している。良いパーパットがあってそこがスコアを出せるポイントだった」と手応えを口にした。18年大会では自己最高の3位に入った相性の良い大会で、米ツアー初Vを射程に捉えた。

おすすめテーマ

2022年09月17日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム