“埼玉イレブン”が躍動! リーグワン連覇へ11人制ラグビー導入 ディーンズ監督「良い価値が生まれた」

2022年09月17日 20:16

ラグビー

“埼玉イレブン”が躍動! リーグワン連覇へ11人制ラグビー導入 ディーンズ監督「良い価値が生まれた」
11人制ラグビーの紅白戦で6人仕様のスクラムを組む埼玉FW陣 Photo By スポニチ
 ラグビーリーグワン昨季王者の埼玉(旧パナソニック)は17日、拠点とする熊谷ラグビー場で11人制ラグビーの紅白戦を行った。12月17日開幕の新シーズンに向けたトレーニングを兼ね、今後のラグビー改革の可能性を支援するために実施。会場にはファンクラブ会員を中心に約2000人が駆けつけた。
 11人制ラグビーは7人制と15人制の中間競技で、インプレー時間が長く、接点のコンタクト強度が低いことが特徴。主なルールは11分×4クオーター制で、トライは7点が入り、コンバージョンキックはない。FW6人、バックス5人で構成され、スクラムはFW6人全員による3―2―1のフォーメーションで行う。

 今回はチーム初の試みとして、ロビー・ディーンズ監督(63)らの発案により、ケガのリスクを減らしながら実戦感覚を養うために導入。SO金田瑛司(29)が主将を務めたチーム「SENPAI(先輩)」と、SO山沢京平(24)が主将のチーム「KOHAI(後輩)」に分かれて激突し、49―42で“後輩”に軍配が上がった。

 チームSENPAIでプレーしたバックスの竹山晃暉(25)は「今まで練習でやってきた細かいスキルを意識した」と試行錯誤。ディーンズ監督は「個人スキルが磨かれる競技だ。低い強度でコンタクト練習ができるのでちょうど良い」と効果を口にし、連覇に向け「良い価値が生まれた一日だった」と満足そうに話した。

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