吉田優利 優勝に一歩届かず、今季5度目の2位 前半首位で折り返すも…ルーキー尾関が初優勝

2022年09月18日 16:21

ゴルフ

吉田優利 優勝に一歩届かず、今季5度目の2位 前半首位で折り返すも…ルーキー尾関が初優勝
<住友生命東海C・最終日>18番、先に打った吉田優利のバーディーパットはカップをかすめる(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 【女子ゴルフツアー 住友生命レディース東海クラシック最終日 ( 2022年9月18日    愛知県 新南愛知CC美浜C=6502ヤード、パー72 )】 首位に1打差の2位から出た吉田優利(22=エプソン)が70で回り、通算12アンダーと優勝には一歩届かなかった。
 初日は5バーディー、1ボギーで68をマークし、首位に3打差の8位タイと好スタート。2日目は7バーディー、1ボギーの66と順調にスコアを伸ばし単独2位に順位をあげた。

 最終日の競技は台風14号の影響による激しい降雨のため午前9時にいったん、中断され、2時間5分後の午前11時5分に再開。吉田は前半のアウトを1バーディー、ノーボギーの35と通算11アンダーの首位で折り返した。

 後半のインは11番でバーディーを奪うも、14番でグリーン手前のバンカーに入れて痛恨のボギー。16番ではバーディーでカムバックするも、同じ最終組で回った新人・尾関彩美悠(あみゆ、19=フリー)もバーディーを取り、すぐさま吉田に追いついた。優勝争いは18番までもつれ込む激闘。最後は尾関が1メートルのスライスラインをねじ込み、バーディーで決着した。

 今季は5度の2位を含めてトップ10入りは13度を数える実力者も、優勝にはあと一歩届かなかった。好調を維持しているだけに、今季ツアー初優勝が待たれる。

 ◇吉田 優利(よしだ・ゆうり)2000年(平12)4月17日生まれ、千葉県市川市出身の21歳。10歳からゴルフを始める。千葉・麗沢高1年だった16年からナショナルチーム入り。18年に日本女子アマチュア選手権と日本ジュニアの2冠。19年プロテストに一発合格。名前の由来は「優しく有利に育ってほしい」。日本ウェルネススポーツ大在学中。1メートル58、58キロ。血液型O。

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