【関西大学ラグビー】同大WTB岡野喬吾「いい波に乗りたい」 度重なるケガを乗り越え開幕戦へ

2022年09月18日 09:28

ラグビー

【関西大学ラグビー】同大WTB岡野喬吾「いい波に乗りたい」 度重なるケガを乗り越え開幕戦へ
練習後に撮影に応じる岡野 Photo By スポニチ
 ムロオ関西大学ラグビーAリーグが、きょう18日に開幕する。
 昨季4位で7季ぶりの関西制覇を目指す同大は花園第2グラウンドで立命大と対戦する中、17日に京田辺市内で最終調整。WTBで先発出場する岡野喬吾(3年=常翔学園)は「春に負けた立命に絶対に勝つのと、自分のアピールもしたい」と意気込んだ。

 1年から出場機会を重ねてきた1メートル84、98キロの大型バックスながら、昨季終盤からケガに苦しんできた。大学選手権準々決勝・帝京大戦で前半30分に負傷交代。右肩を脱臼し、復帰まで約4カ月を要した。戦列に戻って約1カ月後、5月29日の京都ラグビー祭・京産大戦で右太腿裏を肉離れし、前半8分に退いた。

 「春シーズンはほとんど(プレー)できなかった。8月に入ったぐらいで、やっと練習に入れました」

 宮本新監督の目指すラグビーが根付いてきた中で、自身も練習から猛アピール。菅平合宿などを経て、開幕戦の先発メンバーに名を連ねた。対するのは立命大。トイメンは昨季の花園優勝メンバーの注目ルーキー、WTB御池蓮二(1年=東海大大阪仰星)となる。

 「(昨年度の)花園などを見ていると、動きが速くて体も強そう。1対1になれば、ディフェンスなら止めたいし、アタックなら勝ちたい。(立命大に)リベンジを果たして、関西リーグで良い波に乗りたい」

 淡々とした語り口ながら、覚悟は決まっている。その思いを初陣にぶつける。

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