前週ツアーVの西岡良仁 凱旋試合で1回戦敗退「第2セットで終えられなかったのが敗因」楽天OP

2022年10月05日 17:11

テニス

前週ツアーVの西岡良仁 凱旋試合で1回戦敗退「第2セットで終えられなかったのが敗因」楽天OP
西岡良仁(AP) Photo By AP
 【男子テニス楽天オープン第3日 ( 2022年10月5日    東京・有明テニスの森公園 )】 シングルス1回戦で、世界ランキング41位の西岡良仁(27=ミキハウス)は世界33位のミオミル・キツマノビッチ(23=セルビア)に6―2、6―7、2―6で敗れた。試合時間2時間10分。フルセットの末に屈し「けっこう良いテニスはしていたと思う。後半は体力的に厳しくなった。2セットで終えられなかったのが敗因」と振り返った。
 第1セットは第2ゲームで先にブレークを許したが、第3ゲームは4度のジュースの末にブレークバック。そこから6ゲームを連取した。第2セットをタイブレークの末に落とすと、第3セットは第1、3ゲームで自身サービスゲームを失い、力尽きた。

 前週の韓国オープン(ソウル)で5試合を勝ち抜いてツアー2勝目を挙げ、3日に帰国。体力的に余裕がない状況で第1セットを先取後は「第2セットは捨てようと思った」が、試合を進めるうちにチャンスが生まれたため、第2セット途中からギアを上げた。ガス欠に陥った第3セットはあと1歩足が動かず「ファイナル(第3セット)は厳しかった。(第2セットか第3セットの)どっちかにかける感じだったので」と紙一重のミスが目立った。

 日本男子のツアー複数Vは12勝を挙げている錦織圭(32=ユニクロ)に続く2人目の快挙。現在キャリアハイの世界ランキング41位は、錦織の4位、杉田祐一の36位に次ぐ日本男子歴代3位の順位だ。世界ランキング上位32人与えられる4大大会のシード権も視野に入る中、母国開催の凱旋試合で初戦敗退したが「こういう状況で勝ちまで近づけたのは成長。(4大大会の)シード権まで行くのが次のステップになる」と視線を上げた。

 ◆楽天オープンはWOWOWで全日生放送。WOWOWオンデマンドでライブ配信。

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