ネッツがセルティクスのユドーカ監督との交渉をまとめる ナッシュ前監督の後任 セ軍では職務停止中

2022年11月03日 08:07

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ネッツがセルティクスのユドーカ監督との交渉をまとめる ナッシュ前監督の後任 セ軍では職務停止中
セルティクスで職務停止となっているユドーカ監督(AP) Photo By スポニチ
 3シーズン目を迎えていたスティーブ・ナッシュ監督(48)が退任したネッツは、昨季セルティクスをファイナルに導きながら今季は女性職員との不適切な関係を指摘されて職務停止処分となっていたイーメイ・ユドーカ監督(45)を新たに指揮官に迎え入れることになった。
 スポーツ専門局のESPNが「交渉はまとまり、まもなく最終合意に達する運び」と報じているもので、ネッツは前日のブルズ戦からジャック・ボーン・アシスタントコーチ(47)が指揮を執っていたが、今後は今季2人目の監督が采配をふるうことになりそうだ。

 ユドーカ氏はセルティクスの監督に就任した前年の2020年シーズンはネッツのアシスタントコーチ。ネッツのショーン・マークスGM(47)とは2013年から16年までスパーズでともにアシスタントコーチを務めた間柄で旧知の仲だった。

 渡辺雄太(28)が所属するネッツはケビン・デュラント(34)とカイリー・アービング(30)という実力派のスター選手を抱えながら今季はここまで2勝6敗。開幕前にはデュラントが移籍を志願し、昨季に新型コロナワクチン未接種でホームゲームに出場しなかったアービングはここに来て、反ユダヤ主義の映画を賛美してジョー・ツァイ・オーナー(58)の怒りを買うなど、チーム内は不穏な空気に包まれていた。

 なお形態上は現役監督の獲得とあって、ドラフト指名権などの人的補償をどうするのかが注目されている。

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