注目のプロデビュー戦 蝉川泰果 安定感欠き74と大きく出遅れ

2022年11月03日 15:44

ゴルフ

注目のプロデビュー戦 蝉川泰果 安定感欠き74と大きく出遅れ
蝉川 Photo By スポニチ
 【マイナビABCチャンピオンシップ 第1日 ( 2022年11月3日    兵庫・ABCゴルフ倶楽部 )】 プロデビュー戦の蝉川泰果(21=東北福祉大)は苦しい初日となった。
 頼みのショットが切れ味を欠き、パッティングも不調で2バーディー、4ボギーの74とスコアを落とした。ホールアウトした時点でトップに9打差の69位と大きく出遅れ、予選落ちも危ぶまれる予想外の展開となった。

 出身地の兵庫・加東市での試合ということもあり、スタートの1番ティーグラウンドの周囲には「SEMIKAWA」と書かれたタオルを掲げる十数人のギャラリーが「頑張れ!」と声援を送った。

 その後押しを受け、1番で第2打を50センチにつけ、バーディーを奪い最高の滑り出しを見せた。だが、今週で3連戦目の疲労の影響か、その後は思うようにスコアを伸ばせない。

 4番パー5で第2打を左に曲げてアプローチもミスしてボギーを叩くと、続く5番でもピン上9メートルから3パットして連続ボギーと苦しい展開となった。

 優勝した2週前の日本オープンのときは、ティーショットの飛距離と精度が際立ったが、この日は6、9番でドライバーショットを左に曲げるなど安定感を欠いた。

 同組の石川遼も1番でバーディー。5、6番で連続バーディーを奪ったが、勢いが続かない。

 蝉川は10番でもボギーを叩く。

 12番パー3でピン上20センチにつけ、バーディーを奪う。これで波に乗るかと思われたが、チャンスを決めきれず最終18番では1メートルのバーディーチャンスを外し、3パットのパーと伸ばし切れなかった。

 石川も75とスコアを崩し注目の2人は苦戦を強いられた。

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