黒崎播磨が初優勝 来年元旦のニューイヤー駅伝の切符をつかむ 1区から一度も首位譲らず

2022年11月03日 18:40

駅伝

黒崎播磨が初優勝 来年元旦のニューイヤー駅伝の切符をつかむ 1区から一度も首位譲らず
初優勝の黒崎播磨(アンカーの中村) Photo By スポニチ
 【スポニチ後援 第59回九州実業団毎日駅伝 ( 2022年11月3日    北九州市・本城陸上競技場発着 八幡西区・若松周回コース7区間80・2キロ )】 2023年元日の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の予選を兼ねて行われ、黒崎播磨が1区から一度も首位を譲らず3時間52分29秒で創部61年目にして大会初優勝を飾った。上位8チームが本戦出場を決めた。
 1区で田村友佑が2年連続の区間賞を獲得する最高のスタート。2区以降も首位を守ると、勝負を決定づけたのはマラソン日本歴代6位(2時間6分35秒)を持つ5区の細谷恭平だった。10秒差でたすきを受け取ると、「スタート前に(渋谷監督から)おまえのところで勝負を決めろという指示だった。思い切って行くだけ行こうと思った」と後続との差をぐんぐん広げた。2位に1分27秒の差をつけた。「5区の仕事はできたかなと思う」と話した。

 7区間中、4区間で区間賞を獲得。渋谷監督は「4区の田村友伸、6区の長倉、7区の中村の成長が見れた」と評価。「これを機に強い黒崎が続けばいい。2連覇、3連覇できるように」と誓った。
 今年のニューイヤー駅伝は一時は2位に浮上するなど6位。来年の目標に掲げる「優勝」を目指して上州路に乗り込む。

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