「有吉の壁」出演の平幕・若元春、13日初日の九州場所で「上位の壁」ぶち破る!

2022年11月04日 15:38

相撲

「有吉の壁」出演の平幕・若元春、13日初日の九州場所で「上位の壁」ぶち破る!
若隆景と稽古する若元春(中央) Photo By 代表撮影
 大相撲の関脇・若隆景、平幕・若元春の大波兄弟が4日、東京都中央区の荒汐部屋で報道陣の取材に応じた。九州場所(13日初日、福岡国際センター)に向け、幕下以下の力士らはすでに福岡入りしているが、十両・荒篤山を含めた関取3人は今週までは東京に残って調整。この日も3人の申し合いと基礎運動で汗を流した。
 秋場所で10勝を挙げ、自己最高位だった今年の名古屋場所と同じ前頭4枚目まで番付を戻した若元春は若隆景には圧倒される内容だったが「やっぱり(若隆景は)格が違う。弟とはいえ、そういう地位。そういう地位の相手と稽古できるってだけでも身にはなると思う」と充実感を漂わせた。

 1年前は十両だったが、この1年で大きく飛躍。今年初場所で入幕すると5場所中4場所で勝ち越すなど43勝32敗と勢いに乗る。秋場所では千秋楽の「これより三役」も初めて務め、若隆景と兄弟そろい踏みを果たした。先月ぎっくり腰で稽古を控えていたが「もう大丈夫」と笑顔。得意の左四つの形に磨きをかけるため「強く当たることもそうなんですけど、柔らかく相撲を取っていくことも大事。強く当たって上で柔らかく取るっていう感じで取りたいですね」と平幕・琴ノ若をイメージに技術の向上に励む。

 最近はテレビ番組にも呼ばれることも増え、先日は人気バラエティー番組み「有吉の壁」にも出演。1年納めの場所では「上位の壁」を破るべく、精進する。初めて上位総当たりの位置だった今年の名古屋では6勝9敗と跳ね返されたが「何とか壁を破るっていう感じじゃないですけど、まあ、胸借りるって感じで締めくくってもらえば」と、いつもどおり控えめに徹していた。

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