鶴瀬、藤井、パナラット　通算7アンダーでトップタイ

2022年11月04日 04:50

ゴルフ

鶴瀬、藤井、パナラット　通算7アンダーでトップタイ — 10番、笑顔を見せるを放つ鶴瀬華月（撮影・西尾　大助） Photo By スポニチ

【女子ゴルフ　最終プロテスト第3日（ 2022年11月3日茨城県　大洗GC（6543ヤード、パー72））】サスペンデッドとなった第2ラウンド（R）残りと第3Rが行われ、鶴瀬華月（20＝フリー）、藤井美羽（18＝フリー）、パナラット・タナポンブンヤラス（24＝タイ）が通算7アンダーでトップに並んだ。11オーバーまでの85人が最終Rに進出し、20位タイまでが合格する。

　≪寺岡（71）に涙も三度目の正直だ≫今年の日本女子アマ優勝の寺岡沙弥香（20）は5つ伸ばして迎えた後半7番パー5で10の大叩き。林越えの第2打でロストボール2回に見舞われ、71のスコア提出後は涙を見せたが「左足下がりの5W、でも直後の8番バーディーと頑張りました」と語った。通算3オーバーの35位。「明日も3アンダーくらいで回れれば」と3度目の挑戦での合格を目指す。

　≪初アンダーで吉田鈴35位浮上≫ツアー2勝の吉田優利の妹・鈴（りん、18）が3日目で初のアンダーとなる70で3オーバーの35位に浮上した。寝られないほどの緊張感に襲われ、第2Rを終えて58位。プロの今野康晴コーチに「結果ばかり考えず目標に向かい振り抜け」とのアドバイスをもらい、5バーディーを奪った。合格圏内の17位タイグループとは3打差あるが「やるしかない。パットは強め。60台を出せば通る」と自らに言い聞かせた。

　▼1位鶴瀬華月　ショットがバーディーチャンスについてくれました。昨年落ちて、人間的にもレベルアップを目指してきました。明日は一打一打を大切にプレーします。（東北高出身で3回目の挑戦）