草木ひなのが大会史上初の2連覇 スケートボードマイナビ日本選手権

2022年11月27日 13:57

スケートボード

草木ひなのが大会史上初の2連覇 スケートボードマイナビ日本選手権
<スケートボードマイナビ日本選手権最終日>パーク女子で史上初の2連覇を達成し、表彰式で笑顔を見せる草木ひなの Photo By スポニチ
 【スケートボードマイナビ日本選手権最終日 ( 2022年11月27日    新潟・村上市スケートパーク )】 パーク女子決勝で草木ひなの(14=AXIS)が55・10点をマークし、昨年に続く史上初の大会2連覇を達成した。2位に地元出身の菅原芽依(15)、3位の菅原琉衣(13)が入り、姉妹でメダルを獲得した。
 24年パリ五輪を目指すことを公言している草木が、大技を決めて2連覇を達成した。3回のベストランで争う決勝は1回目は終盤に転倒して得点が伸びなかったが、2回目に53・23点をマークしトップに浮上。最終の3回目にはさらにスコアを伸ばし、両手を突き上げて喜びを表現した。

 「うれしいとしか言葉がない。今日ちゃんと寝て、明日実感が湧くと思う。フリップインディを練習してきて、3本目にフリップインディを入れたルーティンができて、めちゃくちゃうれしい」

 昨年はバックサイド540が最大の得点源となり優勝。今年はさらに「点を出したいというよりは、自分が楽しいから練習を始めた」という空中で板を縦に1回転させるフリップインディもルーティンの中に組み込み、大会では初成功。「2カ月前からできるようになった。今日はピカイチだった」とニッコリ笑った。

 今大会には東京五輪金メダルの四十住さくら、銀メダルの開心那は出場していないが、技のレベルや完成度は2人に肩を並べるまでに成長を遂げている。年が明ければ、いよいよ五輪の代表争いは本格化。笑顔輝く14歳がパリの空に大きなエアを描く。

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