スケボー界また新星!12歳小野寺吟雲がストリート男子で史上最年少優勝 2度目の国内大会で年上選手圧倒

2022年11月27日 04:40

スケートボード

スケボー界また新星!12歳小野寺吟雲がストリート男子で史上最年少優勝 2度目の国内大会で年上選手圧倒
男子ストリートで史上最年少優勝を果たし、メダルを手に笑顔の小野寺吟雲 Photo By 共同
 スケートボードのマイナビ日本選手権第3日が26日、新潟・村上市スケートパークで行われ、ストリート男子決勝で初出場の12歳、小野寺吟雲(ぎんう)が27・53点をマークし史上最年少で優勝した。45秒間のランで2位タイに付けると、一発技を競うベストトリックでは9点台を2本そろえて年上のライバルを圧倒。これまでは海外で活躍してきた新星が、2度目の国内大会でベールを脱いだ。女子は昨年3位の伊藤美優(15)が18・24点で初優勝した。
 線の細い小さな体に、まだ声変わりもしていない高い声。だがすでにスペインのブランドからサポートを受ける実力者は、ひとたび競技に入れば並み居る年上選手たちを凌駕(りょうが)した。ランから大技を組み合わせて2位タイに付けると、ベストトリックでは1、2本目に連続して9点台を出し圧倒。「攻めて攻めて攻めるしかないと思った。格好良くて、うまくて、優しいスケボースターになりたい」とインタビューでも堂々宣言した。

 7歳で本格的にスケボーを始めた時から世界に目を向け、海外の招待大会に狙いを定めて出場。インスタのフォロワー数は15万人を超え、あのジャスティン・ビーバーもその一人。24年パリ五輪も「出たら優勝したいです」と目を輝かせた。

 ◇小野寺 吟雲(おのでら・ぎんう)2010年(平22)2月15日生まれ、神奈川県出身の12歳。5歳の時に初めて見たスケボーに憧れ、7歳から本格的に開始。8歳ごろから海外の招待大会に出場して頭角を現す。今月中旬、アマチュアの最高峰大会「タンパAM2022」で準優勝。スタンスはレギュラー。得意技はフロントブラント。家族は両親と妹。

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