ロコ・ソラーレ、4位終戦も…激動の1年を漢字一文字で「濃」

2022年12月18日 12:49

カーリング

 カーリングの軽井沢国際選手権最終日は18日、長野・軽井沢アイスパークで行われ、女子で北京冬季五輪銀メダルのロコ・ソラーレは3位決定戦でフォルティウスに4―7で敗れ、4位に終わった。
 有利な後攻の第1エンドに1点を先制。第2エンドで2点を失ったものの、第3エンドで2点を奪い返し、さらに第4エンドには1点スチールに成功。4―2とリードして前半を折り返した。ところが後半は第5エンドに1点を失い、第6エンドに2点スチールされて逆転を許すと、第7、8エンドも連続スチールで突き放された。

 約2カ月半のカナダ遠征から帰国したばかりで臨んだ今大会は開幕2連勝と好スタートを切ったが、その後は3連敗。フォルティスとの3位決定戦も前半ペースを握りながら、後半に失速した。スキップの藤沢五月は「後半にスチールされる部分が多かったり、自分たちからミスしたり、チャンスで決めきれなかったりと、悔しい大会になった」と振り返り、来月の日本選手権に向けて「どう修正すべきか、チームで話し合っていかなければいけない」と反省。サードの吉田知那美は「勝ち続けるだけでは成長できない。負けて悔しいけど、3連敗もしたので来年はモチベーションに困ることはない」と前向きに捉えた。

 2022年は北京五輪で銀メダル、日本選手権優勝、さらに世界選手権の出場枠を懸けたパンパシフィック選手権で優勝と輝かしい結果を残した。藤沢は今年を漢字一文字で「濃」と表現。「いろいろなことがあって忘れられない濃い1年でした」と説明した。 

おすすめテーマ

2022年12月18日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム