東京ベイ、18季ぶり東京SG戦白星 当時6歳の根塚はトライで貢献「歴史を変えることができてうれしい」

2022年12月18日 20:07

ラグビー

東京ベイ、18季ぶり東京SG戦白星 当時6歳の根塚はトライで貢献「歴史を変えることができてうれしい」
<東京SG・東京ベイ>開幕戦で東京ベイが勝利。笑顔で握手を交わすフォーリー(左・10)と根塚(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【ラグビーリーグワン1部 第1節   東京ベイ31―18東京SG ( 2022年12月18日    東京・味の素スタジアム )】 東京ベイ(旧クボタ)が、トプリーグ時代だった04~05年シーズン以来、18季ぶりとなる東京SG(旧サントリー)戦白星を挙げた。昨季新人賞で24歳のWTB根塚洸雅が1トライで貢献。日本代表も経験した若きウイングが、さらなる成長を示した。
 好機を逃さなかった。0―6の前半21分、敵陣右ゴール10メートル前付近でロングパスをもらうと、そのまま走り切ってゴール右隅へ飛び込んだ。チームの18季ぶり東京SG戦勝利に貢献。当時6歳だった根塚は「歴史を変えることができてうれしい。良いスタートになった」と声が弾んだ。

 昨季から本格的にWTBに挑戦し、ラインブレークはリーグ最多22回を誇り、ベストラインブレーカーを獲得。だが、決定力に満足できなかった。「ラインブレークだけで終わってしまった。今季はトライまでつなげて、取り切れるウイングになりたい」。その思いの通り、この日は窮屈な右タッチライン際で相手から強烈なタックルを受けながらも、トライを奪う決定力を発揮した。

 今年6月には代表初キャップを獲得し、試合を重ねるごとに成長する若きWTB。W杯シーズンの今季の目標を「トライ王を狙っていきたい」と掲げ、リーグ頂点とともに有言実行を目指す。

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