【箱根駅伝】立大・上野裕一郎監督「目標はシード権獲得」55年ぶり箱根路へ準備OK

2022年12月18日 13:58

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【箱根駅伝】立大・上野裕一郎監督「目標はシード権獲得」55年ぶり箱根路へ準備OK
立大・上野監督 Photo By スポニチ
 来年1月2、3日に行われる第99回箱根駅伝に向け、55年ぶりに出場する立大が埼玉県内の新座キャンパスで会見を開いた。上野裕一郎監督(37)は「55年ぶりの出場がかなったのも、学生たちが勉学や寮生活、必死に陸上競技をしたたまもの。55年ぶりの思いをかみしめながら、タスキをつなぎたい」とあいさつした。
 中大時代に4年連続で箱根路を経験した指揮官は「目標はシード権獲得。予選会が終わった時点で決めて、ブレずに来ている。他校とは違い飛び抜けている選手がいないので、泥臭く区間10番で走り続ければシードの流れは見えている。全員がブレーキせず走りきることが大事」と意気込みを語った。過去には1934年の第15回大会での総合3位が最高成績。まずは10位以内のシード権獲得を目指す。

 指導での苦労については「ない」とし、「今いる部員、卒業生は賢く良い子。自分の学生の頃に比べれば良い子たちたちばかり」と笑い「幸せを感じてやれている。学生の我慢が実を結んでいる」と話した。「(現役時代は)自分で流れを変えて順位を変えた。今は悔いなく走らせることが役割。彼らの足に託した。それを育てるのが私ができること」とも語った。

 区間配置はほぼ決まっており、準備を整えるだけの状況。関東学連選抜で21年4区を走った中山凜斗(3年)は「個人として1年目の悔しさがある。リベンジもそうですが、チーム目標のシード権獲得に貢献したい」と意気込んだ。

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