四十住 銅メダルに安堵の涙 1、2本目で転倒8人中8番手も土壇場で真価発揮

2023年02月13日 04:25

スケートボード

四十住 銅メダルに安堵の涙 1、2本目で転倒8人中8番手も土壇場で真価発揮
銅メダルを獲得した四十住(ロイター)
 【スケートボード・パーク世界選手権最終日 ( 2023年2月12日    アラブ首長国連邦シャルジャ )】 女子決勝が行われ、東京五輪銀メダルの開心那(14=WHYDAH GROUP)が86・66点で銀メダルを獲得した。同五輪金メダルの四十住さくら(20=ベンヌ)は85・15点で銅メダル。初出場の草木ひなの(14=AXIS)は84・50点で4位に入り、24年パリ五輪の予選対象大会第1戦で女子日本勢が存在感を見せつけた。宮崎県出身で同五輪銅メダルのスカイ・ブラウン(14=英国)が90・83点で優勝した。
 五輪女王の四十住が、土壇場で真価を発揮した。1、2本目ともに終盤の転倒で60点台と得点が伸びずに8人中8番手。しかし後のない3本目はフルメークして85.15点を叩き出すと、思わずその場で落涙。「3本目を(ミスなく)乗れてめっちゃうれしい。(重圧は)思ったよりはあった。これからの課題が見えた。それに向かって頑張る」と話し、追われる立場の苦しみを吐露しながらも、安堵(あんど)の表情を浮かべた。

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